「食べづわり」のOK、NG
私の場合、いわゆる「食べづわり」でした。
食べていないと吐き気やムカつきが襲ってくる。逆を言えば、吐き気を抑えるために何かしら口に入れておかなければならない…
満腹時は吐き気が減りますが、消化が進むのか食後1時間ほど経つと吐き気が復活。口の中に、小児科でもらう液体の風邪薬のような人工的な苦くて甘い不自然な味がモヤ〜ッと広がります。しかも胸はムカムカするという。
夫には「それめっちゃ不味いやん…」と言ってもらいました。
そう、不味いのです…
定期的に洗面所に行き、ブクブクうがいをしてました。口の中の不快感と言ったらないです。
つわり中のOKとNGを記録しておきます。
※私は糖尿病やら高血圧やらはなかったので、とりあえずつわり対応に限った話です。
カロリー制限や栄養指導等々ある方は、以下のものとまた違った視点が必要かと思いますのでご注意ください。
食べもの編
■OK(快適に食べられたもの)
ピノ(アイスです)→初期つわりの時、夜中におえっとなって起きた時に食べていた思い出。冷たいのと甘いのとで、いくぶんか楽になりました。なお後にチョコレートが食べられなくなることは知る由もない…
野菜ジュース、オレンジジュース→フルーツ感が口の中の不快感を消してくれる、点滴状態でずっと飲んでた
トマト、ミニトマト→酸味と水分量が神
レモン、ポン酢、青じそドレッシング→酸味が神
果物、氷、アイス、ゼリー→冷たいのが爽やか
ビスケット→カリカリの歯ざわり良し、おえっとなった時にすぐ食べられる
飴→口の中の不快感を消してくれる
卵豆腐、冷奴→つるっとのどごし爽やか。しかもおえってなったらすぐ食べられる!もずくも試したような…
■NG
温かいもの、湯気の出るもの→炊きたてごはん、うどんそば、ラーメンなど、おえってなる
ニンニク、ニラなど匂いの強いもの→鼻に抜ける香りでおえってなる
肉→特に牛肉が臭い
チョコレート→後味がまずすぎて食べたことを懺悔するレベル
生クリーム→脂の塊が口に突っ込まれていると認識
お茶、水→まずい
番外〜匂い編〜
■NG
タバコ→身体が拒否
化粧品、香水→おえってなる
夫のにおい?も、平均的な男性よりは男性感薄いのにNGになったことが一瞬だけありました。たぶん初期の頃。本能的なものなのかな…?なお、その後は全然問題なかったので、初期のつわり恐ろしや。
あと、妊娠後期は湯気を浴びると息苦しくなり、簡単晩ごはんの王道メニュー・お鍋の途中に「無理かも…」と窓を開けたり別の部屋に退散したりしました。シャワーもがんばって浴びてましたね。
今思えば、初期の不安定さは筆舌に尽くしがたいものがあります…自分の身体が「異物」(とあえて言いますが)にのっとられるような感じ。まるで変わりますからね、あらゆる感覚が。
これでもまだまだ軽い方で、もっと重い方もたくさんいるし、反対に軽い方(つわりゼロと言ってた友人もいた)もいるので、この個人差の振れ幅の大きさを皆さんに知っておいてもらえたらな~と思います。
働く妊婦さんも多いこの頃。知っておいてもらえるだけでも、「説明しなくていい」というのがとっても気楽ですもんね。